会長のひとりごと

日々是新

「明けましておめでとうございます」はお正月の挨拶ですが、お正月が「おめでたい」のではありません。   新しい歳の始まり(すなわち、明けまして)に、人の気持ちが新らたになることが「おめでたい」のです。一日の始まりの朝に、気持ちを清々しく新しくすることが「おめでとう」ということになります。   つまり「日々是新」です。   毎日を清々しく迎えられるよう、昨日のことは昨日のこととして、「さあ やるぞ」という気持ちで朝を迎えたいですね。  

コミュニケーションとは?

コミュニケーションの「基本の基」は、いわゆるホウ・レン・ソウと言われています。

ですが、報告・連絡・相談を受けた人は、何をしてくれるのでしょう。

 

“ホウ・レン・ソウはオヒタシ”

つまり、

  オ(怒らない)

  ヒ(否定しない)

  タ(助ける)

  シ(指示する)

です。

 

報告すれば怒るし、連絡しても否定するし指示もしない、相談しても助けてもくれない。こんな上司ならば、報告も、連絡も、相談もしなくなります。

 

報告・連絡・相談をうけたら、状況にもよりますが、オヒタシで受けることが必要です。

 

笑う門には福・・・・

笑うことは、福とともに健康を運んで来ます。
笑えば顔やお腹の運動になるし、さらには血糖値を下げることにもなるそうです。

「門」とは、家庭・家族を意味します。
現代でいえば、会社と理解しても良いでしょうね。

身体も心も安心な状態にあればこそ「笑い」が出てきます。
「笑う門」すなわち笑いの絶えない家庭や会社には幸せが満ち満ちています。
会社の中でも家庭でも、一日に一度は、心の底から大きな声で笑うことができるようにしたいですね。

情報の共鳴

「情報の共有」は仕事をする上で重要です。

でも情報を共に有するだけでは意味がありません。
相手を説得し、納得させ、感化させて初めて情報が生きます。これが「情報の共感」です。

しかし情報を共に感じるだけでは、まだ不十分です。
「情報の共鳴」が必要です。
仕事をする仲間が共鳴し、各自が情報を共に鳴り響かせることができれば、情報は生き生きと動くはずです。これが「情報の共鳴」です。

健康

健康維持のために、お金をかけてジムに通い、サプリメントを買って飲む……
お金をかけなければ、不健康になってしまうのでしょうか…?

ある禅寺のお坊さんの話です。
「早朝の掃除を欠かさない。エレベーターは使わず階段を使う。どこにでも歩いて行く。
出されたものは感謝の心で、おいしくいただく。こんな暮らしをしていたら、病気になる僧はいない」

私たち現代人がつい忘れてしまいがちな、なるべく便利なものに頼らず、自分の体を使うということ。規則正しく続けていけば、体も自然と健康になっていくはずです。
健康な体はお金を出して買うものではなく、毎日の暮らしの中から作っていけるものですよね……。

人の実(みのり)

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ」

誰でも一度は聞いたことがあると思いますが、この言葉には次の続きがあります。
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
人が実(みのる)には多くの時間(場合によっては忍耐)が必要です。
頭では理解していても、行動で示すのは難しいところがありますね・・・・・

女性と男性

女性にとって働きやすい職場とは、偏見が無く公正に評価した上で仕事をまかせてくれたり、仕事と家庭の両立がしやすいということでしょう。
そうすれば、必然的に男女とも魅力的な人達・優秀な人達が集まるはずです。
言うは易く行なうは難し、ですが一歩でも近づけることができれば・・・・・

価値組

幸せとは価値観によって人それぞれに異なるものです。

「価値組」とは自分の価値観に基づいて生きる人達を指します。
自らの価値観を大切にして生きられる時、人は幸せを感じることができます。
品物やサービスも価格の高低ではなく、その値段に見合う本物の価値を見分けられる価値組になりたいものです。

「信」は「のびる」、「まかす」と読みます。

人は信であって始めてのびるし、それは又、大道にまかすことです。
客先から信があるか。社員から信があるか。
それが、会社興亡の大原則であると、考えています。